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浦安土曜バスケットボール練習会は、バスケットボールを楽しみたい子どもたちのために有志の保護者が主催している活動です。
​チームとしての活動ではなく、主に個人技術を高めながら、試合中に必要となる状況判断や動き方などを練習しています。
​参加者の会費によって運営されています。
指導はバスケットボールの家庭教師に依頼しています。


練習日時:毎週土曜日 19:00~20:45
会場:浦安市内体育館 
対象:中学生の男女
小学生の方でも、大きいボールや高いゴールが大丈夫であればぜひご参加ください。
ご不明な点などは連絡係:鈴木までご連絡ください。
 080-7655-3715
■​その他詳細はこちらからもお問合わせできます。
年間練習テーマ
1月 ファンダメンタル
2月 ドリブルの基本
3月 ゴール近くのシュート
4月 シュートの基本
5月 シュートの実戦
6月 アウトサイドからの1対1①
7月 アウトサイドからの1対1②
8月 ミドルエリアでの技術
9月 インサイドからの1対1
10月 ディフェンス
11月 チームオフェンスの原則①
12月 チームオフェンスの原則②
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練習会の理念
1.より多くの子どもたちへなりうる最高の自分を目指す環境を提供する
2.チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する

1.より多くの子どもたちへなりうる最高の自分を目指す環境を提供する

この理念は、ジョン・ウッデンという指導者の言葉に影響を受けました。
ジョン・ウッデンは大学バスケットボール界の名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の監督を務め、 1963-1964シーズンから1974-1975シーズンの12年間で10度ものNCAA制覇を果たした伝説の名将です。
全勝で優勝したシーズンが4度、1966-67シーズンから7連覇、シーズンをまたいでの88連勝という驚異的な大記録も樹立しました。 

Success is peace of mind which is a direct result of self-satisfaction in knowing you made the effort to become the best of which you are capable.
ーJohn Woodenー

「成功とは、なりうる最高の自分になるためにベストを尽くしたと自覚し、満足することによって得られる心が平和な状態のことだ。」 


私たちは、子どものスポーツ指導者として、この言葉にとても共感しています。
スポーツの世界は勝ち負けが常についてまわります。
しかしたとえ努力をしたとしても必ずしも勝利できるわけではなく、 勝利できたとしても、最後に一番になれるチームは一つだけです。

また試合には全員が出られるわけではありません。 
子どもの頃というのは、成長の個人差が大きく、早熟型の子と晩成型の子では体格や能力に大きな差があります。
3月生まれと4月生まれでは同じ学年でも実質一学年分の差があるのです。
晩成型の子が努力をして技術を磨いても、早熟型の子のスピードに圧倒されたり、体格差で圧倒されたりすることもあります。 

週に1回しか練習しないチームがどんなに一生懸命頑張ったとしても週に3回、4回と練習できるチームに勝つことは難しいでしょう。
チームの人数、学年構成、練習環境もそれぞれです。

子どものスポーツは、それぞれに成長を目指せるという点では公平に機会があると考えられます。
しかし成長の個人差、生まれ持った体格や能力の個人差、チームの人数、学年構成、練習環境の差・・・。
スタートラインの位置は平等ではないということが分かります。

がんばった子が、必ず勝てるわけではないし、努力さえすれば必ず試合に出られるわけでもないのが、スポーツの厳しい実情です。
だからこそ子どもたちには、勝利や試合での活躍だけではない別の価値観を伝えたいと思います。
それが「自分がなりうる最高の自分を目指す」ということです。

たとえ勝てない相手がいたとしても、負けてしまった試合があったとしても、 その子がなりうる最高の自分になるためにベストを尽くせたと自覚し、満足することができたのであればそれは成功であると思うのです。 

その「最高の自分に近づくための努力」をサポートするのが我々の役割だと考えています。
周りとの比較ではなく、その子がベストを尽くすことを大事にして指導を行っていきたいと思います。 
そして、ベストを尽くせるような機会、環境をたくさん作っていきたいと思います。

2.チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する

バスケットボールは私にたくさんのことを教えてくれた。

人を尊敬すること、一生懸命になること、決断すること、達成すること、目標を設けること。

それは人生において必要なことだった。

ーマイケル・ジョーダンー

 

子どものチームスポーツでは様々なことが起こります。

プレーの失敗と成功、他人との関係性、コミュニケーション大切さと難しさ。

それらから生まれる様々な感情と対応。

子どもたちは教室や家庭とは違う環境において、多くの学びを得ることができます。

たとえ一回も勝てなかったとしても、たとえ一度も試合に出れなかったとしても、バスケットボールを通してその子に残ったもの。

それこそが子どものスポーツの真の価値と考えます。

 

もちろん子ども達はバスケがうまくなりたくて参加しています。

コーチたちの説教が聞きたくてコートに来ているわけではありません。

だからこそ、まずはバスケがうまくなるためにベストを尽くし、子ども達がまた来たいと思ってくれることが重要です。

そして「このコーチの言うことをもっと聞いてみたい」と思ってもらえるような関係づくりを心がけます。

そういった関係の先に、我々だからこそ伝えられるメッセージがあります。

親や先生という縦の関係ではなく、子ども同士という横の関係ではなく、斜めの関係だからこそ伝えられることで子どもたちの成長に貢献していきたいと思います。

 

この理念のもと、毎週の練習後には、「7つの習慣」ほか様々な名著からの学び、ジョン・ウッデンやスポーツ選手や偉大な人たちの言葉や考え方を伝える時間を作っています。

しあわせ行動指針
​当練習会のスタッフの行動指針です。

信頼
我々の言葉や行動がどれだけ相手に伝わるかの土台となるもの。
この土台なしに安全でワクワクできる環境、成長できる環境の提供はできません。
真摯さと誠実さをもって指導に当たります。

安全
怪我のリスクを0にすることはできませんが、安全には最大の考慮をし、万一の怪我の対応にも当然にベストを尽くします。

ワクワク
発散、競争、交流、成長、達成など様々な楽しさを提供し、最後にまた来たい、楽しかったという満足感を得てもらえる環境を提供します。

成長
意識の変化、運動能力の向上を目指し、週に一回という制約条件の中で最大の成果を考えます。

浦安土曜バスケットボール練習会3月8日の練習です^ ^

今月はレイアップシュートのバリエーションを紹介していきます。


★状況が変わればシュートも変わる

僕が小学生の頃にはドリブルシュートという練習メニューがありました。

45度くらいの角度からゴールに向かってドリブルし、ランニングステップでシュートを打つというものです。

20本とか30本とか、または連続で何本入るまでとかを延々とやっていました。

この練習の欠点は状況の変化への対応に弱くなるということです。


ゴール下の状況としては、

・ディフェンスを抜き去っている

・ディフェンスが横に並走している

・ディフェンスに前に入られそうになっている

・そのディフェンスの体格・身体能力

・ヘルプディフェンスがいる

・それぞれのドライブのコース(ゴールへの侵入角度)

など様々です。

これらに対応するためには状況に合ったシュートの打ち方を身につけ流必要があります。

せっかくゴール下まで入ったら、シュートを入れて終わりにしましょう!




★プレー中のコミュニケーション

指示・要求・返答・確認・励まし・声援など、

練習中や試合中に声を出すとすればこのようなことになると思います。

男子の上級生が比較的声を発してくれていて素晴らしいと思います。

時には下級生への助言もしてくれます。

初めからそうだったわけではないので、成長してるんですよね〜。

それがとてもうれしく思います。



 

■ウォームアップ

パウンド・フロートドリル

ペア肩押しドリブル

ストレッチ

スピンの習得

 キャリースピンと リバースキャリースピン


■オーバーハンドレイアップ  

オーバーハンドの長所ボールをつかむタイミング


■1ステップレイアップ


■バックシュート(2ステップ)


■実戦練習

ジュベントゥ1on1

 判断練習からの1ステップ


■ フルコートゲーム


 

★子どものスポーツ

毎週練習の最後に子どもたちに伝えたい大切なお話をしています。

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指導者に与えられた聖なる任務

自分の指導下にある人の

・人格を磨くこと

・建設的な物事の考え方と価値観を教えること

・模範を示すこと

ージョン・ウッデンー

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「第一印象が大事」



先週のお話であった信頼の預け入れは、その人と最初にあったときからはじまります。

子どもたちはこれから多くの出会うことと思います。

第一印象を大事にしてほしいです。

ところで僕自身は第一印象にあまり自信がありません。

顔がこわいとか言われることも多々あり、はじめて会う子どもとかには一生懸命笑顔を作ろうとしています。

コーチのひきつり笑顔を見たらどうか笑ってやってください🤣


来週もよろしくお願いします!



 
 

浦安土曜バスケットボール練習会2月22日の練習です^ ^

今月最後のチャレンジは2ボールドリブルでした!


★2ボールドリブル

二つのボールを同時にドリブル、交互にドリブル、前後左右への移動など、いろいろな練習をしました。

最初は難しそうでしたが、だんだん慣れてきて、そして動けるようになりました^ ^

理屈で教えられなくとも、身体(脳)がいろいろな感覚を学んでくれたと思います。


★レッグスルードリブル

方向転換の方法の一つとしてレッグスルー(between the legs)に挑戦しました。

足の間を通すこと自体はある程度の練習をするとできると思います。

チェンジした後に前に進むための手の動き、相手の動きに対して素早く逆をつくことなどをトレーニングしました。

1対1がテーマの時にまた磨いていきたいと思います。


★お手本をする勇気

恒例の「モデルやってくれる人!」に手を挙げてくれた子、ありがとう!

何をするかはわからないので、手を挙げるのは大変なことと思います。

必要なものは、決断し、行動する勇気・精神的な自立心(他人の評価でなく自分の価値観に従う心)。

みんなが争って挙手してくれるようになれば最高です。


 

■ウォームアップ

2ボールドリブル

 その場 ミスリズム 前後左右

 前進後退のリアクション  ペア肩押しドリブル

2ボールレイアップ

2ボールジュベントゥ

ストレッチ


■レッグスルー

8の字歩き

1ドリブル

レッグスルー

ジュベントゥ(方向転換)


■ボールダウンの向上

フルコート2on2 ノードリブルマン

フルコート3on3 ノードリブルマン2


■ フルコートゲーム



 

★子どものスポーツ

毎週練習の最後に子どもたちに伝えたい大切なお話をしています。

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指導者に与えられた聖なる任務

自分の指導下にある人の

・人格を磨くこと

・建設的な物事の考え方と価値観を教えること

・模範を示すこと

ージョン・ウッデンー

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「コーチ銀行と信頼残高」

スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」から、信頼残高のお話でした。


信頼残高とは、

・信頼関係の程度を銀行口座の残高にたとえたもの

・他人が感じている自分への信頼の量


相手から信頼を得られるのは(信頼の預け入れになるのは)、礼儀正しい行動、親切、正直、約束を守るなどの行動です。

これらの反対の行動は相手の口座から信頼を引き出すことになります。

冊子のお話のように、普段から信頼の預け入れをして残高を貯めておけば、多少の引き出しでもとがめられることはありません。

しかし引き出してばかりいると最後は信頼0円になってしまいます。


子どもたちはコーチ銀行に口座を持っているし、学校の先生やお家の人やお友達にも自分の口座を持ってます。


今の行動は相手に対しての信頼の預け入れになったか、引き出しになったかという視点で振り返ると面白いかもしれません^ ^


来週もよろしくお願いします!


(^ ^)



 
 

浦安土曜バスケットボール練習会2月15日の練習です^ ^


★リトリートとヒップローーテーション

バスケットボールは単なる競争ではなく、相手と戦う競技なので、「相手の状態」「相手との関係」を常に把握しておくことが大事です。

自分が有利なのか不利なのかを素早く察知し、そして不利な場合は危険を回避するプレーをしましょう。

そしてその不利な状態が一瞬で有利な状態に変わることも、バスケットボールの面白さの一つです。

表裏一体での攻防の駆け引きを楽しみましょう!



★フローを作る

楽しい=夢中=時間が経つのも忘れる状態

これをフロー状態と言っています。(ミハイ・チクセントミハイ著「フロー体験入門―楽しみと創造の心理学」)


フローになるには、自分の能力と果たすべき課題がちょうど釣り合っていることが条件です。

要は簡単すぎるとつまらないし、難しすぎるとやる気がなくなる、または不安になり心から楽しめない。

この辺りの程度も個人差があり難しいのですが、エルトラックではフローになる課題を与えるということを原則にしています。


たとえば技術の難易度、判断の難易度、身体的な負荷や脳への負荷などを学年や経験などに応じて調整をしていきます。

そして競争形式の練習では相手との関係でフローになれるように。

勝ったり負けたりが両方経験できるように。


様々な子が参加してくれる練習会なのでピッタリ合わせるのは簡単ではないのですが、達成目標に個人差をつけたり、対戦ペアの片方だけドリブル回数を制限したりなどなど、いろいろな工夫をしています。



 

■ウォームアップ

パウンドキャッチ サークルゲーム

カップリングドリブル

ストレッチ

股関節トレーニング〜マーカー落とすな


■ボール操作力向上 

パウンド・フロートドリル

①開脚 ④リバース ⑤フロント


フロント・リバースのリアクションドリル

押す場所を変える 3点ドリブル


■リトリート

スタンスチェンジから攻撃

下がる練習

 3ドリブル(パウンド)

 2ドリブル(ターンドリブル)

 1ドリブル(クロスステップ)


■実戦練習

明成1on1 エリア制限

コーチの手の合図でスタート

①ディフェンス優位

②ディフェンス強い


■ フルコートゲーム



 

★子どものスポーツ

毎週練習の最後に子どもたちに伝えたい大切なお話をしています。

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指導者に与えられた聖なる任務

自分の指導下にある人の

・人格を磨くこと

・建設的な物事の考え方と価値観を教えること

・模範を示すこと

ージョン・ウッデンー

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「軍艦と灯台」


1995年10月10日。アメリカ海軍の艦艇とカナダのニューファンドランド島の海岸警備当局とのあいだで交信された通信記録。


アメリカ艦隊は悪天候での訓練航海中、前方に船の光を発見した。


米国軍艦:「衝突の危険あり、貴艦の針路を北へ15度転針されたし」


カナダ側:「貴殿の針路を南へ15度転針されたし。衝突の危険のため。」


米国軍艦:「こちらアメリカ海軍艦艇の艦長。繰り返す、貴艦の針路を転針せよ。」


カナダ側:「だめです。繰り返します。そちらが針路を南へ15度転針されたし。」


米国軍艦:「こちらはアメリカ海軍USS航空母艦だ。

随伴艦は巡洋艦3、駆逐艦3、そのほか多数の支援艦を引き連れている。

貴艦が北へ15度転針することを要求する。

貴艦が転針しない場合、こちらは艦隊防衛のため実力行使の用意がある」


カナダ側:「こちら灯台。どうぞ。」


軍艦は進路を変えた。



このお話は、

・「対象をどのように見るか」ということが行動を決定し、または行動を制限してしまう。

・対象への見方を変えることではじめて行動を変えることができる

(見方が変わらないと行動を変えることはできない)

ということの例え話です。


違った視点で物事を見ることや、自分の見方を疑ってみることの大切さ

自分の思い込みだけで突き進んでしまうことの危険性

などが教訓と言えるでしょうか。



7つの習慣という本ではこの物事の見方を「パラダイム」と言っています。

パラダイムというのはメガネのようなもので、そのレンズに色がついていれば世の中はその色で見えてしまいます。

そしてそのレンズの色は人それぞれ違うということが、様々な問題を生み出してしまうと語られています。


パラダイムを変えることができれば、もっといろんな道が開けるかもしれませんね(^ ^)



来週もよろしくお願いします!


 
 
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