浦安土曜バスケットボール練習会2月15日の練習です^ ^
★リトリートとヒップローーテーション
バスケットボールは単なる競争ではなく、相手と戦う競技なので、「相手の状態」「相手との関係」を常に把握しておくことが大事です。
自分が有利なのか不利なのかを素早く察知し、そして不利な場合は危険を回避するプレーをしましょう。
そしてその不利な状態が一瞬で有利な状態に変わることも、バスケットボールの面白さの一つです。
表裏一体での攻防の駆け引きを楽しみましょう!
★フローを作る
楽しい=夢中=時間が経つのも忘れる状態
これをフロー状態と言っています。(ミハイ・チクセントミハイ著「フロー体験入門―楽しみと創造の心理学」)
フローになるには、自分の能力と果たすべき課題がちょうど釣り合っていることが条件です。
要は簡単すぎるとつまらないし、難しすぎるとやる気がなくなる、または不安になり心から楽しめない。
この辺りの程度も個人差があり難しいのですが、エルトラックではフローになる課題を与えるということを原則にしています。
たとえば技術の難易度、判断の難易度、身体的な負荷や脳への負荷などを学年や経験などに応じて調整をしていきます。
そして競争形式の練習では相手との関係でフローになれるように。
勝ったり負けたりが両方経験できるように。
様々な子が参加してくれる練習会なのでピッタリ合わせるのは簡単ではないのですが、達成目標に個人差をつけたり、対戦ペアの片方だけドリブル回数を制限したりなどなど、いろいろな工夫をしています。
■ウォームアップ
パウンドキャッチ サークルゲーム
カップリングドリブル
ストレッチ
股関節トレーニング〜マーカー落とすな
■ボール操作力向上
パウンド・フロートドリル
①開脚 ④リバース ⑤フロント
フロント・リバースのリアクションドリル
押す場所を変える 3点ドリブル
■リトリート
スタンスチェンジから攻撃
下がる練習
3ドリブル(パウンド)
2ドリブル(ターンドリブル)
1ドリブル(クロスステップ)
■実戦練習
明成1on1 エリア制限
コーチの手の合図でスタート
①ディフェンス優位
②ディフェンス強い
■ フルコートゲーム
★子どものスポーツ
毎週練習の最後に子どもたちに伝えたい大切なお話をしています。
----------------------------------------------------
指導者に与えられた聖なる任務
自分の指導下にある人の
・人格を磨くこと
・建設的な物事の考え方と価値観を教えること
・模範を示すこと
ージョン・ウッデンー
-----------------------------------------------------
「軍艦と灯台」
1995年10月10日。アメリカ海軍の艦艇とカナダのニューファンドランド島の海岸警備当局とのあいだで交信された通信記録。
アメリカ艦隊は悪天候での訓練航海中、前方に船の光を発見した。
米国軍艦:「衝突の危険あり、貴艦の針路を北へ15度転針されたし」
カナダ側:「貴殿の針路を南へ15度転針されたし。衝突の危険のため。」
米国軍艦:「こちらアメリカ海軍艦艇の艦長。繰り返す、貴艦の針路を転針せよ。」
カナダ側:「だめです。繰り返します。そちらが針路を南へ15度転針されたし。」
米国軍艦:「こちらはアメリカ海軍USS航空母艦だ。
随伴艦は巡洋艦3、駆逐艦3、そのほか多数の支援艦を引き連れている。
貴艦が北へ15度転針することを要求する。
貴艦が転針しない場合、こちらは艦隊防衛のため実力行使の用意がある」
カナダ側:「こちら灯台。どうぞ。」
軍艦は進路を変えた。
このお話は、
・「対象をどのように見るか」ということが行動を決定し、または行動を制限してしまう。
・対象への見方を変えることではじめて行動を変えることができる
(見方が変わらないと行動を変えることはできない)
ということの例え話です。
違った視点で物事を見ることや、自分の見方を疑ってみることの大切さ
自分の思い込みだけで突き進んでしまうことの危険性
などが教訓と言えるでしょうか。
7つの習慣という本ではこの物事の見方を「パラダイム」と言っています。
パラダイムというのはメガネのようなもので、そのレンズに色がついていれば世の中はその色で見えてしまいます。
そしてそのレンズの色は人それぞれ違うということが、様々な問題を生み出してしまうと語られています。
パラダイムを変えることができれば、もっといろんな道が開けるかもしれませんね(^ ^)
来週もよろしくお願いします!
コメント