12月20日 スキップジャンプ〜ゴール近くの判断練習
- 鈴木 竜一

- 2 日前
- 読了時間: 5分
浦安土曜バスケットボール練習会12月20日の練習です^ ^
12月分のテーマは「フィニッシュバリエーション2」です。
9月に取り上げなかったいろいろな技術に挑戦しています。同時にボールハンドリングと身のこなしもどんどん高めていきます。
★判断練習
子どもたちを観ていると、ドライブの際、ドリブル2回でボールをキャッチすることが多いです。ところがディフェンスの状況やゴールまでの距離に関わらずドリブルを2回でやめてしまうと、ディフェンスとぶつかったり、ゴールまで大股ステップいかざるを得なくなったりで、確率の低いシュートになってしまいます。
「ドリブルを2回でやめるか、3回目4回目を続けるかについては状況に応じて選択する」
そんな感覚をつかんでもらうためのトレーニングをしてみました。
ディフェンスが動いてから逆をつくという「後出しジャンケン」(グーが出てからパーを出す)できるように。
考えて動くのではなく身体が勝手に反応するようになるのが理想です。
★シュートフォームの確認
今日はシュート練習を少しだけ行いました。
正しい(理にかなった)シュートフォームの習得には時間がかかります。
一度身につけたとしても、時間が経つにつれ少しずつ変わってきてしまいます。
正しいフォームで打てているかは、スウィッシュで連続で入れることができるかなどの練習で確認し修正することができます。
小中学生のうちに一つの基準となるフォームを身につけておくとバスケットを続けている間の財産になると思います。
シュートがテーマでない月でも基本練習は時々取り入れていきます。
★チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する
今日のお話は「言葉の力」
思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい それはいつか運命になるから
だから子どもたちには「無理〜」とか「最悪〜」「終わった〜」などの言葉を使ってほしくないんですね。
そして子どもたちに良い言葉を身につけてもらうには、コーチたちがどんな言葉で子どもたちと接しているかが大事だと思うのです。
前向きな言葉を発信していきます。
来週もよろしくお願いします!
「乗り越える力」
エルトラックでの車椅子バスケ選手へのシュートサポートが先月公開されていました。
詳しくはぜひホームページをご覧いただければと思います。

日本代表監督の及川さんは千葉県の八千代松蔭高校へ入学しバスケ部に入るものの、骨肉腫という病気で治療のために片方の足を切断されたそうです。
全国出場を目指すバスケ部に入りながらもバスケができなくなるというのは、高校生にとっては相当な辛い試練だったと思います。
しかし及川さんは、再発を心配しながらも車椅子バスケに新たな目標を見出されたそうです。
■及川晋平さんプロフィール
1971年4月20日生まれ
千葉県出身/在住
16歳のときに骨肉腫で右足を切断。
22歳で車椅子バスケチーム「千葉ホークス」に入団し、車椅子バスケを開始(持ち点4.5)。翌年には米国に留学し、シアトルスーパーソニックス、フレズノレッドローラーズで活躍する。
2000年
シドニーパラリンピック
男子車椅子バスケットボール日本代表
2012年
ロンドンパラリンピック
男子車椅子バスケットボール日本代表アシスタントコーチ
2015年
車椅子バスケットボール国際大会「2015IWBFアジアオセアニア チャンピオンシップ千葉」
日本代表ヘッドコーチ
2016年
リオ・デ・ジャネイロパラリンピック
男子車椅子バスケットボール日本代表ヘッドコーチ
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・・・障害者にも色々なケースがあります。
そもそも障害を持って生まれた人は障害のない状態との比較ができないことから、「できていたことができない挫折感」という感じ方をしないわけです。
一方、私のような中途障害者は障害を持つ前との比較をしてしまうので、メンタルが不安定になる部分はあります。
ですが、大きな変化や衝撃を経ているということから、トラブルや予期せぬことに対しては非常に強いとも言えます。
障害はあっても「死にはしなかったから」というロジックがすぐに働きますから。
ただし、そのことがその人のスポーツの勝敗に関わるのか、パフォーマンスを引き出す土台になっているのかどうかはわかりません。
コーチをする上で、選手が障害を持った理由や、それを乗り越えていくまでのプロセスを選手から聞くことはあります。
選手が成長をしていく上で、または目の前の壁を乗り越えていく上で、それが何かしらの突破口になる、力になる、と思った時は特にそうします。
過去のことを掘り起こすことを嫌がるだろうなと思っていたころもありましたが、それは選手それぞれで、信頼関係をしっかりと築いていれば全く関係なかったということもありました。
そこで思うことは、選手は、障害を負い、大きく人生の転換を強いられる中で、現状を受け入れ、それを乗り越えて、自分らしい、新しいものを作っていく。
それはスポーツの中で起こる状況にも似ているものがあり、その似た部分をうまくつなげていくことができたら、と思えてなりません。
これも私自身のチャレンジとしている部分です。
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生きている間には様々な困難が立ちはだかるわけです。
大きな逆境にある人たちへ「乗り越える」などという言葉を安易に使うことはできません。
しかし人には「乗り越える力がある」ということは信じたいと思っています。
★浦安土曜練習会は子どもたちの子どもたちの成長をサポートします!
✅シュートの確率をあげたい!
✅1対1のいろいろな技術を知りたい!
✅試合での動き方を学びたい!
ここに来ることで成長のきっかけを掴んでもらえたら大変うれしく思います。
成長できる場所を探している方はぜひご体験ください!
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