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執筆者の写真鈴木 竜一

12月7日 観て、最適を選ぶ

浦安土曜バスケットボール練習会12月7日の練習です^ ^

今月はチームオフェンスの原則をテーマに練習していきます。


★大原則:観て、最適を選ぶ

様々なスポーツを四つに分類してみます。

1 個人競争型

2 団体競争型

3 個人闘争型

4 団体闘争型

個人か団体か、競争か闘争かです。


個人で競い合う、または闘う

チームとして競い合う、または闘う


■競争型スポーツ 

自分の技術を発揮する権利が認められている

集中の対象=自分の技術を発揮すること


■闘争型スポーツ 

相手の行為を妨害する権利が認められている。

そのため必ずしも自分の持っている技術が発揮できるとは限らない

集中の対象=妨害してくる相手


■個人型スポーツ

意識の対象=自分の状態


■団体型スポーツ 

意識の対象=自分に加え、チームメイトの状態


バスケットボールは団体・闘争型のスポーツなので、相手や味方を観て、その瞬間における最適を選ぶという能力が必要になります。


プレーの方向・タイミング・スピード、そして技術などは、自分のやりたいようにではなく、味方や相手を観察した上で決定できるとよいです。


参考資料

「競争闘争理論競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?

河内一馬著




★小原則:ボールマンと同じ方向に動く

チームメイトそれぞれが自分の主観だけで最適を選んでしまうと混乱するため、おおまかな約束事(原則)を共有しておく必要があります。

昨日は「ボールマンがドリブルしたら同じ方向に合わせる」

という原則で練習しました。


子どもたちはとてもよく理解してプレーしてくれました。

もちろん技術的なミス、状況把握のミスはあります。

バスケットボールは状況は目まぐるしく変わるので、そのようなミスは当然です(^ ^)

「何ができたか(できなかったか)」ではなく「何をやろうとしていたか」という視点で評価すると大合格だと思います!



★型を破れ!

そしてさらに素晴らしいことに、いくつかの型破りもありました。

原則は規則ではないので絶対守るべきものではありません。

原則だけで目的を達成できないときは、自らの決断と責任ででそれを破る必要があります。

言われた通りプレーするだけでも、自分勝手にやるだけでもダメ。

守ることと破ること。

この両方を高いレベルで達成できるように。

今月の子どもたちの成長が楽しみです😄



 

■ウォームアップ

昆虫トレーニング 羽のある昆虫 水辺の昆虫

ランジ トゥータッチシリーズ ペア足のカップリング

シュート競争

検定練習


■オフェンスの共通原則 観て最適を選ぶ 導入

2メンシェービング

 ボールに合わせる

 オフボールに合わせる まっすぐ 止まる 方向転換


■オフェンスの共通原則 観て最適を選ぶ ドライブ&キックアウト

ボックスドリル

 レイアップ

 キックアウトシュート

 セカンドドライブ


■実戦練習

ハーフコート2on2


■フルコートゲーム


 

★子どものスポーツ

毎週練習の最後に子どもたちに伝えたい大切なお話をしています。

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指導者に与えられた聖なる任務

自分の指導下にある人の

・人格を磨くこと

・建設的な物事の考え方と価値観を教えること

・模範を示すこと

ージョン・ウッデンー

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成功のピラミッド「自信」confidence


自信とは十分な準備ができているという自覚である

ージョン・ウッデンー


準備にベストを尽くしたかどうかを本当に知っているのは自分だけなので、

他人から自信を与えてもらうことはできないということになります。


「あなたは大丈夫です。自信を持ちなさい」と100回言われたとしても、自分の準備不足を自覚すれば持てるのは不安だけです😔


「自信を口にできるということは、やっぱりそれだけ努力したということだと思う」ー宮里藍ー



来週もよろしくお願いします!




 



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