浦安土曜練習会、8月31日の練習です^ ^
★バスケットボールにおけるスピードとは
一定の距離をできる限り短い時間で移動する能力
一定の時間でできる限り多く移動する能力
これらは陸上競技などの競争系スポーツで重要。
相手と闘争するバスケットボールでは、「最適」というキーワードを使います。
最適な場所へ、最適なタイミングで、そして最適なスピードで移動する。
最大スピードではなく最適スピードであり、何が最適かはそのときの状況によります。
ドリブルドライブという一つの短い時間のプレー中でも、最適スピードは変わる可能性があり、相手に対して優位性を作るために、あえてスピードを変えるというアイデアも必要です。
さらに最適を選ぶためさらに「観察・情報分析・決断」の早さも必要です。
身体的な速さで劣っていても「観察・情報分析・決断」の早さが優れていれば優位になることができます。
奥が深い・・・。
練習を考えるにあたって「バルセロナ フィジカルトレーニングメソッド」という本を読み直したのですが、これは実はサッカーの本です(^ ^)
★一流の選手は5種類のスピードを使い分ける
ずっと以前にスペインのから来たコーチ(バスケットボールのコーチです)に教わったことです。
練習では実際に5段階のスピードを体験してもらいました。
1 歩く速さ
2 ジョギング
3 急ぎのかけ足
4 状況に対応できる範囲で最大の速さ
5 最大スピード(止まることを予定しない速さ)
さらにスピードを一瞬ゼロにするための技術もいくつか紹介しました。
慣れない技術なので最初は体が混乱していたようですが、徐々に様になってきたように思います(^ ^)
★子どものスポーツ
毎週練習の最後に子どもたちに伝えたい大切なお話をしています。
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指導者に与えられた聖なる任務
自分の指導下にある人の
・人格を磨くこと
・建設的な物事の考え方と価値観を教えること
・模範を示すこと
ージョン・ウッデンー
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成功のピラミッド「勤勉」Industriousness
ウッデンコーチが、自分の定義する成功にたどり着くために何が必要か、ということを考えながら14年かけて作り上げたという、成功のピラミッド。
そのブロックを一つずつ紹介していきます。
In plain and simple English this means hard work.
Very hard work.
There is no substitute for very hard work when it comes to success.
「勤勉さとは一生懸命に努力するというただそれだけの意味である。
努力にとってかわるものはない。
価値あるものはすべて努力によって生まれる。」
子どもたちはプロ選手ではないので、冊子の例のような練習はできません。
与えられた時間を最高にするという考え方を伝えたいと思います。
来週もよろしくお願いします!