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執筆者の写真鈴木 竜一

シュート指導の難しさと課題

・ボールに縦回転がかかる(左右にずれにくい)

・一瞬の隙をついて素速く打てる

・再現性が高い

(運動負荷や心理的負荷の影響を受けにくい)


このようなフォームを習慣化するには、他のすべての事柄と同様に長い時間がかかる。


さらに指導の際に考慮すべきことが個人差。

選手一人一人は皆違う。

骨格・筋力・関節可動域・左右バランス。

身体的・情緒的な成長段階。


シュートのような繊細な技術は、本来であれば一人一人に向き合って、動作を見ながら、対

話をしながら、その子に合ったトレーニングと声掛けをしながら、高めていく必要がある。

一般的な知識や技術を短期的に一方的に押し付けることは効果的でないだろう。


しかしシュート力を高めることの価値、そしてそのために時間をかけて個別指導を行うことの重

要性が分かっていながらも、実際はどれだけそこに時間が使われてきたか。

これは指導者としても反省するところ。


とはいえ他の技術やプレーの練習もシュート同様に大切だから、シュート練習だけに時間を使うことはできないのも確か。



これらの課題を踏まえて、ではシュートクリニックはどうあるべきか。

クリニックに来てくれた子どもたちへの最も重要な貢献は何か。



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