5月18日 見える位置に動く フックパス
- 鈴木 竜一
- 5月18日
- 読了時間: 4分
千葉日曜練習会、5月18日の練習です^ ^
今月はキックアウトゲームを通して、パス・キャッチシュート・ボールを持っていないときの動きなどを練習しています。
小学生も中学生もキャッチシュートを思い切りよく打つことに慣れてきたようです^ ^
★片手でボールを扱う
今日は片手パスのバリエーションであるフックパスを練習しました。
片手でボールを操作できるとプレーの幅が大きく広がります。
特に片手パスは身体の向きに関わらず、あらゆる方向に出せるので便利です。
バスケットボールは大きいので小学生の小さな手では大変のですが、みんな頑張りました。
片手でボールを飛ばす感覚を身につけるのに、ドッジボールや野球(ただのキャッチボールでも)などもおすすめです。
いろいろなスポーツをやりましょう!
★ドライブに合わせる〜ボールマンから見える位置へ動く
ドリブルドライブがはじまったとき、ボールを持っていない選手はどう動けばよいか。
原則の一つは「ドリブルと同じ方向へ移動する」
今日伝えたのは「ボールマンから見える位置へ動く」です。
「ボールマンから見える=パスが出しやすい」ためです。
ボールマンのドライブを効果的にするために、チームとしては常にパスの出口を作っておく必要があります。
ウイングからドライブがはじまったときに逆サイドのウイングはコーナーへ下がると、ボールマンから見えやすい位置となります。

★子どものスポーツ
チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する
「豊かさマインドと欠乏マインド」

ラック「上手に焼けたのね✨お母さんも入れて全員で6人、6等分すればいいわね」
エル(あぁ僕のピザが・・・)
エル「ピザって、みんなで分けるとすぐに無くなっちゃうよね。自分の分が少なくなるとなんだか損した気分になっちゃうよ」
ラック「今、エルくんはピザパイの心になっているのね」
エル「ピザパイの心・・・。そう、僕はもっとピザが食べたかったんだ」
ラック「ピザパイの心は、誰かがそこから何かを取ると自分の取り分が減ってしまうと考えることよ。
誰かが得をすると自分が損をした気分になったり、誰かの成功は自分の失敗のように考えるの。
それが積み重なると色々なことを勝ちと負けみたいな競争で考える習慣がついていくの」
エル「なるほど・・・」
バスケで考えてみても勝ちのチームがいれば負けのチームもいるし、バスケをやっているとなんでも勝ち負けで考えちゃうようなピザパイの心を持ちやすくなるんだろうね。勝てば嬉しい、負ければ悔しい・・・
勝ち負けをなくせばみんな幸せになれるのかな?」
ラック「ん〜、どうなのかなぁ?
でもさ、勝ち負けを競い合うことって大切なことだと思わない?
負けの悔しさからもっと上手くなろう!練習がんばろう!って思うし」
エル「それはそうだ。
負けたとしても、それを糧に頑張って成果が出ればうれしいし、勝ち負けがあることで僕たちはバスケからたくさんのことを教えてもらってるからね。
相手チームとの競い合いだけじゃなくて、チーム内での競い合いもあるよね」
ラック「バスケの試合はコートに立ってプレーできるのは5人。試合の時間は決まっているから、誰かがコートに立てば他のメンバーはコートに立てないし、誰かがプレー時間を5分延ばせば他のメンバーのプレー時間が5分減るって決まるわ。
こういう時にピザパイの心を持っていると、誰かが試合に出れば自分は損した気分になるわね」
エル「誰かの成功は自分の失敗って思っちゃうのがピザパイの心だったよね。
チームのメンバー同士がピザパイの心を持っていると、自分が試合に出られない時に『なんで自分を出してくれないんだ』って試合に出ているメンバーに対して嫉妬したり、『ミスをすれば私が出られる』っていう考え方になるのか」
ラック「これだとお互い足の引っ張り合いをして、お互いの成長にもならないし、チームの目標を達成することを自分たちで妨げてしまうわ」
エル「チームはみんなで力を合わせて目標に向かっているのを忘れないことだね!
チームのメンバーや対戦相手が自分よりすごい相手だったら、相手よりもっとすごくなれるように自分の行動を変えていくんだ!
そうすると自分ももっと高められるし、チームがどんどん強くなっていくね」
ラック「競い合いは、お互いの足の引っ張り合いではなく、お互いに高め合っていくもの。こういう関係が、良きライバルなのかな」
エル「すごいな、ピザからも学べることがあるなんて…
みんなでピザが食べられてよかったー!」
来週もよろしくお願いします!
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★千葉日曜練習会はもっと練習したい子どもたちを応援します!
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✅基礎を細かく教わりたい!
✅1対1の力をつけたい!
✅試合中の動きを覚えたい!
頑張りたい子どもたちのサポートができればうれしく思います。
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